2020年10月01日

げすとろん秘宝館・JAC M16A2 shorty Limited の巻

げすとろん秘宝館・JAC M16A2 shorty Limited の巻
ちょっとセピアな感じで。
どもご無沙汰です。おくさんのご機嫌を台風10号並みにそこねてしまいさばげー行き損ねた毒ギコ。ちゃんドス。貴重な月イチのさばげー(※許可制)だったのに…。まあしかたがない。
今回は四半世紀前の貴重な遺物をげっとしたのでさらりとお送りします。あらふぉー以上限定な?
前回の予告?なにそれ?
げすとろん秘宝館・JAC M16A2 shorty Limited の巻
というわけで近頃㍉関連は斜陽っぽいヤホオクで入手いたしましたょ。JAC謹製M16A2 shorty LTDでござい。1993年頃の代物(同梱のカタログが1992年版ですた)。確か定価は¥89600-(消費税3%の時代!)とかではなかったでしょうか。毒様コーコーセーでしたねぇ。がんばってこづかい貯めて同シリーズのM16A1バーンズLTDとか買いました…懐い。ヤホオクでドキムネしながら見守ってましたが無事落札。届いた商品は使用感皆無のほぼデッドストック新品でびっくりでした。出品者様ありがとうございました!もちろん法令遵守で不動化処置済み+経年劣化でウレタンホースが風化してましたけど。
付属品も未開封のフロンガス(フロン12!)とか未開封のシリコンスプレーとか古(いにしえ)のBB玉とか組み立て責任者の証明書?とか完品でしたよ。
げすとろん秘宝館・JAC M16A2 shorty Limited の巻
レシーバー左側面。上下レシーバーはアルミダイキャスト製。今でこそ長物の金属レシーバーは当たり前というかフツーですけど、その先鞭をつけたのはこのLTDシリーズとアサヒのブッシュマスターUltra Customでした。それ以前のエアガンはフレームも樹脂製だったので金属フレームのLTDシリーズの出た時は賛否両論ありましたなぁ。
構造の違いから同じ金属フレームでも剛性に関してはマヌイ系AEGより高くて純正レシーバーのトレポン相応はありますー。弾道的な性能は当然段違い(に低い)ですが。
刻印は薄めで所々カスレてたり。当時の雑誌広告によると、実AR15の打刻に似せて敢えてこうしてるそうです。またLTDシリーズは通しでシリアルナンバーも入ってました。
げすとろん秘宝館・JAC M16A2 shorty Limited の巻
右側面。LTDはEJポートカバーがすごく錆びやすいんですが、この個体は保存状態が良くて無錆でした。おぢさん感激~。
レシーバーは前述のとおりアルミダイキャストですが、湯ジワやら鬆やら押し出しピン痕やらありありで今の基準から云うと中華以下です…比べちゃいけない。仕上げの荒々しさとかのイキフンを感じましょう。70-80年代の官品実ARとかの仕上げは多分似たり寄ったりだと思いますよ。
LTDの特徴は①アルミレシーバー ②ワンピーススチールアウター ③真鍮製チャンバーユニットと精密バレルですけど、樹脂パーツもノーマルより丈夫なファイバー系だそうです。…けど、意外と経年で割れてきます。この個体は割れも皆無で前オーナー様に感謝感激でございますです。JACのストックが流用されてるSystemaコンプリート(これももう20年も前ぢゃないか!)でSRとM16A3のストック割れで泣いた方も多いとおもひます。
げすとろん秘宝館・JAC M16A2 shorty Limited の巻げすとろん秘宝館・JAC M16A2 shorty Limited の巻
アウターはスチール切削のワンピース(基部は別体ですが)。ハイダーも同じくスチール切削。組み方にもよりますが基本ガタは皆無。刻印も切削痕もたいへんキレイでこの辺は最近のカスタムパーツ相当のくおりちーです。
げすとろん秘宝館・JAC M16A2 shorty Limited の巻げすとろん秘宝館・JAC M16A2 shorty Limited の巻
上下分割。メカはいわゆる元祖BV式で外部ソースでハイパワーな悪名高い発射機構ですね。インナーは多分6.1㍉とかだったかな?当時の精密インナーですぜ。当時のマルシンSMブルーBB玉がカスタムバレルに停弾したことがあったなぁ。精度的にはそんな時代でございました。
A2なんでもちろんバーストもついてます。3点だけでなく2点バースト(…いらん)とフルもついててセレクターは45度×5ポジション仕様。唯一の残念ポイントかしら。
写真見てのとおり、一部パーツがナイナイしているので不動品になってます。我が家でよき余生を過ごしてくださいな。
げすとろん秘宝館・JAC M16A2 shorty Limited の巻
我が家先住のM653バーンズLTD。こちらもコンディション良好の不動品(表現に矛盾)。なぜか2丁ある。片方はコーコーセーの頃に頑張って買った物。定価¥79600-でテフロンバレルとかZ-Ⅱサブチャンバーとか入れてました。懐い。スーパータンクとか背負って遊んでましたねぇ。スパタンって定期法定検査が必要(5年毎/1万円~)で実はランニングコストが意外と悪い代物でございました。グリーンガスで充分だった気が。
げすとろん秘宝館・JAC M16A2 shorty Limited の巻
更におまけ。M16A2 shorty DXとXM177E2 DXでござい。DeluxシリーズはLimitedの廉価版で通常モデルのレシーバーのみアルミダイキャスト仕様にした物ですた。中古で入手。こっちはLTDより使用感が ありますねぇ。
げすとろん秘宝館・JAC M16A2 shorty Limited の巻
集合写真。まぁ、歴史的遺物として大事にしようと思います。他にもサンプロ/エスコートメカ(ASCS)の外部ソースガスブロM653とかもありますけど割愛。最近のガスブロ長物は作動もほんと良いんですが、基本リキッドチャージなんでゲームに持ち出すには連射時の息切れがどうもねーな感じなので(炭酸マガジンはコストと安全確保の点で割に合わんし)、外部ソースでかつレスポンスの良いガスブロ長物とか欲しい気がしますー。エスコートメカはトロくてイカん。

げすとろん秘宝館・JAC M16A2 shorty Limited の巻
おちびーず近況。動物園とか行ってきたよー。大きくかつ言うコト聞かなくなってきております。




Posted by ゲストロン at 00:49│Comments(4)
この記事へのコメント
懐かしいですねぇ...
DXシリーズはブッシュマスターUNITぶち込みカスタムのベースモデル
になってました。
DXシリーズも末期は「え?LTDと何処が違う?」みたいな間違い探し仕様
になってました(笑)
うちも10本くらいありますが個人的にフルサイズの固定ストックが好きです。
Posted by papapapa at 2020年10月01日 07:57
懐かしいです。
私は法改正のときに痛くもない腹を探られたくないので、BV式は破壊して処分してしまったので。
MGCの旧M93Rとかの今では公言できないカスタムのとかも。
余計なお世話ではありますが、エアコンのサービスマンから聞いた話ですけれどフロン12などの特定フロンは科学的に破壊処分が必要だそうです。
トイガン界隈の社会的な見方を悪くしないためにも、注意してゆきましょう。
Posted by 引退した人 at 2020年10月01日 13:42
「引退した人」さま、はじめまして。コメントありがとうございます。超遅レスすみません。
ご指摘ありがとうございます。関係法規をぐぐっておきました。エアコン・冷蔵庫等、冷媒使用のフロンガス(12/22/代替フロン類全て)は回収が義務付けられており、分解せずに大気中に放出すると罰則の対象になるそうですね。勉強になりました。缶スプレー等のエアゾール製品に使用する分には罰則対象ではないみたいです(火気環境下などDMEが使用できない場合に需要があるんではないかと)。エアソフト用途もそっち相当なので罰則対象ではないですけど。
…カーエアコン用のサービス缶をエアソフトに流用するのはそういう意味では微妙ですよねぇ。倫理的に間違ってる気はしますが、ガスそのものは同じなので。
各個人の倫理観によるところではありますが、皆さんどう思われます?
Posted by 毒ギコ。 at 2020年11月01日 18:37
Papa様。ごぶさたしてます。遅レスすみません。
わたくし庶民でしたのでアサヒユニットなんてとてもとても。コゾーでしたので違いもわかりませんでした!
例の法規制がなかったら、さぞかし今ごろはとれぽんの皮にアサヒユニット+電磁弁とか移植されておられたんでわないかと…
Posted by 毒ギコ。 at 2020年11月01日 19:39
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