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Posted by ミリタリーブログ at

2015年03月16日

EOTech551…EOTechの持病と寿命、の巻


…例によって予告と全く違うネタを投下してみようかと。
数年前からEOTechの551が416とのコンビで再度注目されて中古価格も上がっているみたいですけど…E/XPS系統が出た今となっては機能的には使いにくいのでどうかと思いますけど…特に単五電池のランニングコストの悪さときたら…と、コスプレには全く興味のない毒様のご意見です。でもXPSが出るまでは552より551の方が好きだったこともあり、うちには551が3台おわします(…553は5台あったはず)。んで、長年使ってきての不都合点や皆さま気になっているレーザーダイオードの寿命/経年による輝度低下について叙述してみようかと思ってみたわけですー。

写真の3台は手前から2002年・2004年・2005年生産の固体。本体裏側のメーカーラベルによると。2002年モデルは今はなきアーム××ックにて購入。EOTechなる光学サイトが国内に入ったばかりの頃で確か78k円でしたっけ?2004年と2005年モデルはやほおくで。確かハワイ発送で45k円だったです。安かったなぁ…。2002年モデルは背面のスイッチパネルが平坦だったです。グローブしていると操作しづらいので後にブロック状のスイッチに変更されたんでしょうな。

右側面。2002年と2004年モデルはelevation調整スクリューの穴が涙滴状でしたが2005年以降は単なる丸穴に。機能的に差は無いと思うので…穴を上下に長くすることで触っただけでelevation用と分かる様にした…のかな?(知りません)。これ以外にも左側面のmarkingにも差があって、2002年は無字、2004年からLE仕様うんたら文字が入って、2005年には手前下端に「F」が追加されています。「F」は省電力のためのインバーター回路だかが導入されたことを示すマーキングと聞いたことがあります…。
下面は写真撮ってませんが、2004年モデル以降からはガス封入用のスクリューが追加されてますねー。EOTechの象徴たる金属フードの仕上げは2005年が一番雑ぃです。

で、持病その①。これは2005年モデルですが、接眼レンズ(というかガラス?)の内側になにやら唐草文様が生えてきている…Oh…。

こっちは2002年モデル。まあ、レンズ内側の汚れなのですが…カビでは無いと思いますが、落とせません…。レンズ外周のパッキンかシーリングあたりに含まれる油脂だか溶剤系の成分がたれてきているというか浸潤してきているというか…そんな印象です。

分解してみたー。綿棒でレッツ清掃!!
…あかん。接眼レンズ部分は二重ガラス構造になってて、挟まれた中の部分が汚れてるのでどうにもなりません。
ちなみに手近の他のEOTech個体も確認しましたが、2007年の553と2010年のXPSにも同様の所見が見られました。経年によるものなのか使用頻度に影響されるのかは不明ですが、2010年XPSではまだまだごく僅かです。新品未開封の553(2007年頃だったはず)が実家に埋まっているので今度帰宅したら確認してみます…。
人間でいうと翼状片っていう結膜の病気があるんですがそんな感じですねー。じわじわ広がってきている感じです…。前述のガス注入穴使って換気乾燥させるとよくならんかなー?

で、持病その②。レーザーダイオードの輝度減退問題です。以下の写真は上から順に2002・2004・2005・XPS(2010)で、輝度最大として撮影したモノです。XPS以外は同じ新品の単五電池を使い回してますー。




で、2005年モデルの輝度が明らかに低下しています。おそらく使用頻度が一番高かった個体だったかと…前述のインバーター回路だかの関連は不明ですけど。2002年モデルとか意外とがんばってますなー。2005年の奴は電源投入後の初期輝度ではドット見つけられません(於、室内蛍光灯下)。輝度上げていけば視認可能ですけど、既に昼ゲーでの使用は困難なレベルにまで低下しています…合掌。
ご存知のとおり551は絶版となって久しいですが、マウント部分以外の光学部分はたぶん552と共用っぽいので…新品の552をサクリファイスすれば…コスプレヲタの方は自己責任でどうぞ~。


※だからEOTechは消耗品だと前に言っただろう?



posted by dokugiko.
  
タグ :EOTech551

Posted by ゲストロン at 00:02Comments(0)毒ギコ。